大ホームシック
今までオーナーである私ダイチの話をしてこなかったので、書いていく。第3話
ようやくある程度安定してなんとか生活していけるかとなった矢先、
私を苦しめたのは語学力だった。
入学当日テストがあり、何も何一つ勉強してなかった私が入れられたクラスは
A B Cの書き方読み方からだった。
I amや He is の前の話。
そんな私が人種の坩堝と呼ばれるこの街とはいえ
基本的にネイティブ達を相手にオーダーを取り
彼らの満足といえば話して、共感し、また違うカルチャーに触れること
そんな彼らを最初相手にできるわけもなかったが
そのポジションだった
びびったがやるしかなかったし、なんとかやってたつもりだったが、いびられた。
耐えてはいたけど、辛い日々だった
こんなことしにNYにきたっけなと自問自答していた時、よくここで川を見つめてた
でも耐えてた時、ディッシュウォッシャーのやつが
1日の終わりに声をかけてくれた
トートビエン?
(元気か?)
モロスパニッシュだ
カタカナで書いたけどあってるかはわかんないけど
そう発音していたと思う。
いつもいびられたのを見てくれていて
“お前めちゃくちゃ頑張ってるよ
見ててムカつくんだよねあいつのお前への態度”
そうめちゃくちゃな英語にならないスパニッシュで伝えてくる
この土地では
話せないから話さないやつ
は相手にされない。
話せなくても話そうとするやつにしかチャンスは来ない
そう確信に変わったのはもっと後になってからだけど
かなり大事な学びだった
彼は全力で味方してくれていて
本気で悔しそうな顔してたのを覚えてる
そいつはグアテマラ出身のサケオだ。
チキートだけど心はライオンハートないいやつ
サケオは18歳くらいで地元のみんなで地元の悪いやつに金を集め、国境をトラックの下にしがみついて越え、草むらを這って銃を持つ監視達から撃たれないように何時間も国境を越え渡ってきたらしい。
そしてこの土地で働き、母国に送金し家を建て、母親やみんなをいい環境で生活させたいとそう彼との付き合いの中で何度も夢を語ってくれたそんなやつだった
サケオとはこの後も長い付き合いになる
それから一緒に帰るようになり、
1人の時はサブウェイのパフォーマンスで
1時間くらいみたりして帰ってた
彼の名前は
Ishmael Levi
この時は有名ではなかったけど彼の歌声で足を止め
電車を乗り過ごし感動する人が本当
多くいたのを覚えてる
YouTubeも発見したので貼っておきます
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
次回、
あなたのスタイル
あなたならどうする?
の巻


